ロングパルス実験におけるショット番号について
ロングパルス実験では,1放電に対して複数の繰返しデータ収集運転が行われます.この時の計測データは,
「1放電に対するショット番号」+「繰返し収集回数に対応するサブショット番号」
により管理されます.LABCOM計測データ収集系は,すでにロングパルス実験のサブショット番号に対応済みです.
PV-WAVEのデータ取得プロシージャ"Retrieve"では,通常"SubShotNumber = 1"を指定しているところに任意のサブショット番号を指定すれば対応するデータを取得することができます.
これ以下の情報は参考までに掲載しています!
詳しいことが決まりしだい更新しますのでお待ち下さい.
個別データ収集でのショット番号
個別データ収集への対応として,次の2つの方法が用意されています.
1.マルチキャストによるショット番号・サブショット番号の取得(推奨)
IPマルチキャストを用いた実験シーケンス情報の非同期通知により,ショット番号およびサブショット番号を取得することができます.このサービスを利用できるのは,ルータ等の制限により実験解析ネットワーク内(133.75.190.x, 133.75.191.x)のみとなっています.取得可能な情報としては,ショット番号,サブショット番号,シーケンス状態があります.
詳しくは,下記の解析情報グループWebページを参照してください.
2.共有ファイルによるショット番号・サブショット番号の取得(非推奨)
従来のショット番号ファイルにサブショット番号が追加されています.
ショット番号および実験シーケンス情報は,次のネットワークパスのというショット番号ファイルに以下のテキスト形式で格納されます.
書式 shotNo, L1, L2, L3, L4, 日付, 時刻, subshotNo, 実験シーケンス信号
例 1234,1,0,0,0,19980727,120221,1,4
L1~L4は以下の状態を '1'(実行中)または'0'(準備中)で表す.
実験シーケンス信号は制御信号S1~S10のシーケンス進行状況を数字'1'~'10'で表す(停止時は'0').
L1:実験シーケンス中
L2:前処理中
L3:放電中
L4:放電中