復調器のパネルの解説
左上から順に解説していきます。
PHOTO IN とEVENT OUTPUT以外の入出力は全てLEMO端子のTTLレベルです。
注意
出力にケーブルドライバーアンプなどは入っていませんので、ケーブルを長く伸ばす場合や、50Ω終端が必要になるような周波数で使う場合は、バッファーアンプを使ってください。
○CLK OUT 同期クロック出力(1)
変調器から送られてくるクロックに同期したクロックが出ます。
○DVD1-2
分周クロック出力(2)
変調器から送られてくるクロックを分周したクロックが出ます。ADコンバーターの外部クロックとして使用できます。周波数はPlasma.EXEで設定します。
DVD1はOUT1とDVD2はOUT2とANDがとってあります。OUT1とOUT2の信号がHiの時のみ方形波がでます。。
○D.P
OUT1-8 LED パルス出力 LED(3)
トリガーパルスがでます。トリガーが出る時間、トリガーの数、パルス幅、周波数を
Plasma.EXEで設定できます。横のLEDはカウントダウンが始まったときに一瞬点灯し ます。(トリガーパルスが出る時間ではありませんので注意してください)
○MODO 0-1 LED動作モード表示(4)
送られてきたトリガーの動作モード2進数で表示します。
○SET UPLEDセットアップ表示
セットアップの状態(Ready状態)であることを示します(図に誤りがあって載ってませんが、動作モード表示の下にあります)。
○ERRORLEDエラー
発生表示(5)
送られてきたメッセージがエラーになったことを表示します。
○MESSAGE LEDメッセージ表示(6)
メッセージを受信したときに光ります。
○Clock LEDクロック表示(7)
クロックを変調器から受信しているときに光ります。
○RUN LEDRUN状態の表示(8)
RUN状態(カウントダウンしている)のとき点灯します。
○INTERUPT LED割り込み表示(9)
VMEに割り込みをかけている時点灯します。
○INPUT
ENB 入力許可(10)
パネルのテスト用トリガー入力端子(TRIG.端子、光入力ではない)が有効になってい
るか無効かを表示します。
○PHOTO IN 光入力端子(11)
主変調器に光ケーブル(FCコネクター)でつなぎます。
○SIG. BUS 信号バス出力(12)
同期クロック(PHOTO INの入力)を他の復調器にLEMOケーブルで分配するときに使います。
○INHIBIT
LED インヒビット入力(13)
トリガーが入るとインヒビット状態になります。横のLEDはインヒビット状態の時に点灯します。インヒビットはインターロックなどに使用します。
注意
インヒビットは、現状では不安定なので何も繋がないでください。繋ぐとトラブルの原因になる可能性があります。
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